サヴァン症候群の原因|脳のある部分がない?

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サヴァン症候群の原因|脳のある部分がない?

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サヴァン症候群の原因は、まだ全て解明されているわけではないようですが、いくつかの説が提唱されています。そのひとつは、脳の1部位である脳梁が欠損していることや脳の左半球の異常が原因ではないかといわれています。

<サヴァン症候群の人は脳の一部がない?>

映画「レインマン」のモデルとなった人物、キム・ピークは、小脳の異常もありましたが、さらには、脳の左半球と右半球をつなぐ脳梁がなかったことがわかっています。

キム・ピークの運動障害は小脳の異常が原因だとされています。大きな神経線維の束である脳梁がないという珍しい症例もありますが、脳梁がなかったとしても全然問題が生じない人がいます。

成人のてんかんの患者では、発作が反対側の脳に伝わるのを防ぐために、脳梁を切断することもあります。脳が発達してしまっている成人では、手術後に脳の左半球・右半球が初めて独立して働くことにになるため、こうした手術特有の後遺症が出るようです。

一方で生まれつき脳梁がない人の場合、通常とは違う脳の発達をするようです。これが、サヴァン症候群に見られる天分の才能を生み出していると考えることもできますが、脳梁がなくても障害がない人も存在するため、脳梁だけがサヴァン症候群の原因となっているとは考えにくいとされています。

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<脳の左半球の異常>

サヴァン症候群の人には脳の左半球に異常がある、ということが報告されています。このこともサヴァン症候群の原因のひとつと考えられるかもしれません。

サヴァン症候群に限らず、どもり(吃音)、言語障害、読字障害、自閉症が、女性より男性に多いのは、脳の左半球にダメージがあることが原因だとも考えられています。

どうして男性が脳の左半球にダメージを受けやすいかという理由ですが、男の胎児でテストステロンの濃度が高いと、脳の発達に悪影響を与える可能性のあることが指摘されています。別の理由としてあげられているのは、脳の左半球は、右半球よりも発達が遅いため、テストステロンの影響を右半球よりも長く受ける、というものです。

そして、後天的なサヴァン症候群によって才能を得る、という事例では、脳の左半球がダメージを受けていることが原因となっている可能性が指摘されています。

脳の左半球が部分的に機能しないのを、右半球が補おうとすることが、新たな才能として、隠れていた右半球の芸術的才能が現れる原因となっているのではないか、とも考えられています。

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